2020年年末商戦期に発売されるPS5のスペックを100%生かすTV/ディスプレイの選び方について、気が早すぎる話ですが現時点でわかっていることを書いてみます。
TV/ディスプレイに要求されるスペック
- 8K/60fpsまたは4K/120fps表示対応
- 接続インターフェースはHDMI2.1(48Gbps)
SIEからの発表としてPS5は「8K出力に対応する」という程度の情報しかありませんが、CESで発表されたBRAVIAのリリースに「 For the upcoming next generation gaming consoles, select new models will support 8K resolution, 4K 120fps high frame rate and fast response time via HDMI inputs to deliver their maximum performance for a cutting-edge gaming experience. 」との記載があるので、PS5は8K/60fpsと4K/120fpsに対応すると見てよいでしょう。
また8K/60fpsと4K/120fpsに対応できる接続インターフェースとしてはHDMI2.1(48Gbps)が必須なので、HDMI2.1(48Gbps)入力を持っている必要があるでしょう。
HDMI2.1の中には48Gbpsに対応していないものもあるので注意が必要です。
参考記事:

HDMI2.1対応TV/ディスプレイ
以下のページにHDMI2.1対応TV/ディスプレイをまとめています。
発売時期は?
CESで発表されたTVは例年夏商戦向けに発売されます。今年は東京オリンピックがありますので、東京オリンピック前には発売されるでしょう。
またPS5との接続を意識したゲーミングディスプレイなどはPS5の発売に合わせ年末商戦期に発売されるでしょう。
買い時は?
夏商戦向けに発売されるTVについては、オリンピックも高画質で見たいという方なら東京オリンピック前に買えば良いでしょう。
オリンピックに興味がないなら年末商戦(ブラックフライデー、サイバーマンデー、ボーナス商戦)を狙うと発売直後に買うよりも安く買うことができるでしょう。
液晶か有機ELか
液晶と有機ELで目立つ差があるのは暗い環境下での画質と表示遅延と価格です。
画質
部屋の明かりを消して暗い環境で見た場合は、自発光で黒浮きの無い有機ELの方が明らかに画質が良く見えます。しかし、明かりを付けた環境で見るのであればそこまで大きな差は感じません。
表示遅延
有機ELはパネルに内蔵された焼き付き防止機能のため、原理的に1フレーム以上の表示遅延が発生します。表示遅延を気にするなら液晶の方が良いです。
有機ELの表示遅延についての参考記事:



価格
価格は同じサイズの場合、有機ELの方が高いです。


結論
部屋を暗くして最高の画質を味わいたい方は有機EL。部屋を明るくしたままプレイする方・表示遅延を気にする方・安く買いたい方は液晶を選ぶのがよいかと思います。
上記の基準は2020年1月時点のものであり、今後の技術革新により、有機EL並みに暗所画質の良い液晶や表示遅延のない有機ELパネル、といったものが開発・商品化される可能性はあります。
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